白杖ユーザーの公共交通機関利用について知ってほしいこと
このまえ全盲の白杖ユーザーの人の付き添いの付き添いみたいな依頼があり(「2人だけで行きたいところがあるけど念のため少し離れてついてきてほしい」的な依頼)、電車で2人の様子を見ていたら、電車から降りるとき、乗ってきた人に白杖をつかまれてピンチになってた。白杖ユーザーの人は電車の乗り降…
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) April 11, 2025
白杖の役割と使い方:知らないと危険?
白杖は視覚障害者の方々にとって重要なツールであり、以下のような目的で使用されます:
- 道路や段差などの障害物を探知するため。
- 電車の乗り降りの際に、ホームと車両の間の隙間を測るため。
特に電車での利用時に、白杖を隙間に差し込んで安全を確認することがあります。
この行為を知らないと、「危ない!」と思って白杖をつかんでしまうケースが見られます。
しかし、白杖を急に触られると、ユーザーの方が焦り、かえって危険な状況になってしまいます。
周りの乗客ができること
白杖ユーザーの安全を守るために、周囲の乗客が知っておくべきこと:
- 白杖の使い方を理解する:隙間確認のために白杖が使用されている場面では、その行動が安全を確保するための重要なものだと認識する。
- 急に白杖に触れない:白杖をつかむことはかえって危険を増す可能性があるため、声をかけるか様子を見るのがベスト。
- 困っている場合には声をかける:必要であれば、優しく声をかけて適切なサポートを提供する。
まとめ
私の祖母は糖尿病による視覚障害があったため、その支援をしたくてガイドヘルパーの資格を取りました。
今では資格を活かす機会は少ないものの、公共の場や人が多い場所では、困っている方に声をかけるように心がけています。
ですが、今回のエピソードを通して「善意の行動が逆に迷惑になる場合がある」ということに気づかされました。
白杖ユーザーの方々は、こうした困難を日常的に経験しているのかもしれません。
それを広め、理解を促すことが私たちにできる小さな一歩だと思います。